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「頻尿」って1日何回をいうのでしょうか?
厳密な定義はありません。ご自身が回数が多すぎて困ると感じれば「頻尿」。通常は1日8回以上を頻尿とすることが多いです。頻尿がなぜいけないのか、それは生活に困難を伴うからです。また、膀胱周辺の筋肉が衰える原因になります。
頻尿の原因は水分のとり過ぎです。
水分をたくさん摂取すると血液がサラサラになり、心筋梗塞や脳梗塞の予防になるという医学的な根拠はありません。過剰に摂取した水分は腎臓が尿として体外に排泄します。
腎臓の主な働き
1体内の水分量の調節
2電解質や浸透圧の調節
3老廃物の排泄
4造血ホルモンの産生(エリスロポエチン
腎臓での体内水分調節
1腎臓は血液を濾過してまず原尿をつくる
2原尿は腎臓の中で濃縮されて(再吸収)、最終的な尿になる
3濃縮の過程で再吸収の程度を調節して体内水分量を一定にする
ちなみに脳下垂体から抗利尿ホルモンが放出され再吸収が行われます。1日に約180ℓの原尿が作られ、99%は再吸収され約1ℓが尿となります。
1日に必要な水分量は?
1日最低500ccが必要です。これ以下だと不要な老廃物を完全に捨てる事ができなくなります。一般的には1~1.2ℓあれば十分といわれています。
例えば…
食事の際の水またはお茶1杯 150cc×3
みそ汁2杯 120cc×2
コーヒー・紅茶2杯 150cc×2
合計約1000cc これで十分な必要量になります。
また、水分は食べ物からも入ります。食パンは20%が水分です。
排尿日誌の活用
排尿日誌とは、排尿時刻、排尿量を記録するもの。24時間を2、3 日間続けて書きます。正常な1回の排尿量は通常150~250cc、最大で400~500ccです。
実はおしっこはできるだけ我慢した方がいいのです。
膀胱訓練や骨盤底筋訓練があります。しかし、膀胱炎など炎症がある場合は避けてください。
では「夜間頻尿」は何回からでしょう?
一晩で1回から夜間頻尿です。排尿のために就寝中に1回でも起きれば夜間頻尿。たまたま目が覚めてついでにトイレに行く場合は夜間頻尿ではありません。
夜間頻尿の原因
通常、夜間は抗利尿ホルモンの働きにより日中よりも尿量が少なくなります。しかし、様々な原因によって夜間尿量が1日尿量の1/3以上になる。これを夜間多尿といいます。年齢による睡眠時間の変化が影響していると言われています。必要な睡眠時間は年齢とともに減少。高齢者では、就寝時刻、起床時刻が早くなる。熟睡しにくい。中途覚醒の増加と再入民困難があります。
問題のある心配な頻尿
1 血尿、排尿時痛、発熱等の症状を伴う場合→尿路感染症や膀胱ガンの可能性
2 尿失禁(尿漏れ)、排尿困難を伴う場合
3 自己努力をしても改善しないもの
頻尿予防のために
1適切な水分量を摂取しましょう
2尿をできるだけ我慢しましょう
3良い睡眠がとれる工夫をしましょう
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