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本日のマイクロスケーリング® 着色除去

歯科衛生士業務の予防処置で大切なことの1つ、それはまず患者さんの口腔内を見て、ついている歯石の量や硬さなどから、器具をどう選択するかということ。まず基本的なところから器具の使用目的として、ハンドスケーラーの鎌形スケーラーは歯肉縁上の歯石をとるのに使用します。キュレットスケーラーは歯肉縁下、歯肉縁上の歯石除去、またSRPにも用いられます。歯石の状態によって使用する器具、使い方が変わってきますが、大きな歯肉縁上歯石は、鎌形スケーラーではじくということがとても重要。こすり取るのではなく、はじく!!歯石のどこに刃部を引っ掛けて、どっちの方向に引き上げてれば、歯石をはじくことができるのか考えます。また、超音波スケーラーで粉砕して大きい歯石をとることもできます。そして、歯石をはじき飛ばした後の歯面を滑沢にするためにキュレットスケーラーや超音波スケーラーを用います。

1つの歯石をとる前に、これだけの事を考えた上で施術を始めなければいけません。

そして更に大切なことが、なぜ歯石をとるのか、どうして歯石があるといけないのかということを患者さんが理解できるよう、患者さん自身に必要性を感じてもらえるようご説明することです。施術以上に患者さんのモチベーションを上げることは容易ではありません。歯科衛生士、思っている以上に難しい職業です。明日からまた頑張りましょう。

本日のマイクロスケーリング®です。

患者さんは研磨剤の入ってない歯磨き粉と毛先の柔らかい歯ブラシに変えてから、着色が目立つようになり、着色除去希望でありました。

上下顎3~3の着色除去と、今後の着色の可能性などご説明させて頂きました。