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根管の名称

上下顎の小臼歯の根管数について

2根管の場合
舌側にある根管を[L根] Lingual
頬側にある根管を[B根] Buccal

下顎大臼歯の根管は、基本的に3根管が多いそうです。
遠心にある根管を[D根] Distal
近心舌側にある根管を[ML根] Mesial Lingual
近心頬側にある根管を[MB根] Mesial Buccal

上顎大臼歯の根管数は、基本的に3~4根管です。
口蓋側にある根管を[P根] Palatal

近心頬側には二根あることも[MB] Mesial Buccalと

そして顕微鏡歯科治療で注目されている4根管目[MB2]近心副根

遠心頬側にある根管を[DB根] Distal Buccal

 

顕微鏡での根管治療でMB2の発見が容易になったとのことで治療の成功率が高まったそうです。

外胚葉・中胚葉・内胚葉

受精したヒトの卵子が子宮粘膜に着床すると多量の養分を母体から受ける結果、それまでの柔実胚にまで達していた分裂細胞はある一定の様式で配列の移動を受けて上皮膜をつくります。この膜を胚葉と呼びます。そうしてこの胚葉から将来の各組織が発生し、各器官の発生原地となります。

 胚葉には三枚の区別があり外側にあるものを外胚葉、内方にあるものを内胚葉、両者の中間にあるものを中胚葉と称します。

 外胚葉、内胚葉、中胚葉はしだいに分化して種々なる器官になっていきます。外胚葉からは体表を覆う表皮や毛、爪、汗腺などの上皮。また鼻腔及び副鼻腔の粘膜上皮、眼球内の諸構造物、聴覚器、平衡聴覚器、視覚器の上皮など、または内側に入り込む形での神経系。歯の白いエナメル質。つまり神経以外は体表面の、外から一番刺激を受けやすい故の丈夫さを要求されるところです。

内胚葉からは消化管の上皮に代表される体内部の上皮があげられます。そして中胚葉からは種々なる内臓の上皮があげられますが、歯科では特に結合組織や骨などの支持組織、歯の象牙質、筋肉、心臓、血管、リンパ管、血液などがあげられます。

 口腔粘膜は義歯がのるくらいまでの前方は外胚葉性。歯のエナメル質も外胚葉性。これらは外界に対し丈夫に作られています。ところがう蝕によって痛みを感じるところの象牙質が露出するとこれはもう中胚葉性の弱いデリケートな世界になってきます。同じく歯周病に患し、歯周ポケット部のアタッチメントの壊れたヒトの歯周、本来露出してはいけない中胚葉性の体の内部の弱い部分が外界にじかに露出してしまってるとiいえるそうです。

 

象牙質に達した虫歯も歯の歯茎部の歯周病の箇所もすでに丈夫な外胚葉性ではありません。体内と同じ中胚葉性の弱い、本来体の外にさらされてはいけない部分なのです。